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神隆、外国籍管理職起用で新局面を開く
合勤科技の外国籍専門家起用法
環拓科技公司
儀展科技有限公司
 
    
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神隆運用外籍主管開創新局

文■中華民国対外貿易発展協会(TAITRA) 黄賢邦
圖檔台南善化の台南サイエンスパーク(南科)は現在台湾トップクラスのバイオテクノロジー製薬関係の人材が集まっている地域の一つである。この事は、原料薬開発製造の専門メーカーであり、また同時に台湾における全での工場で米国食品薬物管理局(FDA)の工場検査に合格した多機能国際原料薬メーカー「台湾神隆股份有限公司 」が1997年11月率先して南科に投資し現地法人を設立したこととは決して無関係ではない。

製薬関係で外国籍人材を登用し新天地を開く
9年前、原料薬工場建設と開発製造の実務経験があり、且つ大規模製薬工場を運営できる人材を台湾で見つけることは至難の業だった。台湾神隆人材資源管理部門上級支配人の黄水上氏は以下のように語っている。
台湾神隆の共同創始者であり、現社長の馬海怡博士と執行副社長詹維康博士は、統一グル-プ総裁である高清愿氏が米国から招聘した専門家であり、二人は米国製薬業界で20年以上の経営管理経験を持つ。馬海怡氏は米国Syntex Corp.(Syntex製薬、後にRoch製薬に合併吸収)で生産と技術移転の副支配人を務め、8箇所の製薬工場の管理、世界規模の薬品生産企画、製造、品質管理、技術移転、及び新製品製造工程拡大などの経験を持ち、Syntexで初のアジア系女性副社長となった。

台湾神隆は政府の原料薬産業推進政策のもと政府と民間の資源を効果的に活用し、また国外資金と技術を導入し、世界先進国家GMP基準に合致する原料薬生産工場を建設した。治療効果活性薬用成分(API-Active Pharmaceutical Ingredients)を開発し、世界的特許製薬工場や学名薬製造工場に供給するほか、新薬開発会社の臨床薬に必要な原料薬も供給している。現在台湾神隆の職員数は400名以上、その内100名以上が研究開発要員で内4割が修士、2割近くが博士の学位所持者、多くの研究員が海外の製薬メーカーで多年の実務経験を積んでいる。多士済々、台湾神隆が最も誇りとするチームである。

創業者が人材招聘を推進
台湾神隆の上記二人のアジア系創業者は長年米国に居住し、広い人脈を持ち、医薬業界で多くの優秀な人材と交友関係が有ったが、他の2人の創始者も外国籍で、1人はセールス責任者として米国勤務の経験があり、もう1人は生産責任者で公安顧問でもある。黄水上氏はこう語る。台湾神隆は創立当初から彼らの人脈を通して、台湾国外の優秀な人材を集め、工場建設、管理、設計の人材以外に、企画生産、品質管理の専門家など、当時外国産輸入機器設備会社から派遣された据付トレーニングの外国人を除いても多い時で7~8人の外国人が働いていた。その後の9年間に続々と専門家を招聘し、職務経歴は2年から8年、入社経緯は社長の紹介、国外ヘッドハント会社のパイプなど様々である。例えば、現在の研究開発副支配人は米国の会社を退職し、帰台した中華系米国人だし、又台湾人教授を通し、交通大学で博士となった後、研究教授となったロシア人研究開発専門家を紹介されたこともある。2年前には海外人材募集サイトで人材を探したこともある。
台湾神隆には現在起用している海外業界実務経験者の他、4名の米国籍技術コンサルタント顧問がおり、彼らは毎年4半期毎に幾度か訪台し、毎回2週間程滞在し、また他にも更に1名の外国籍生産顧問がいる。黄水上氏の考えでは、国外の製薬業は歴史も長く、基礎もしっかりしているのに比べ、台湾の原料薬産業は非常に歴史が浅い為、台湾神隆はどうしても海外の業界で実務経験のある専門技術者を起用し、台湾スタッフの養成に協力してもらう必要がある。台湾神隆が外国籍の上級管理職を起用するのは、主に彼らの経験を引き継ぎ、習得し、人材を育成する為である。黄水上氏は又「外国籍の顧問が通常台湾バイオテクノロジー業界で勤務する場合、契約招聘が多く、長期の居住は少ない。ポイントは、いかに迅速に外国籍専門家の技術を台湾の人材に学ばせ、相互の差を縮めるかにあり、技術と経験が台湾に根付いてこそ、国内原料薬産業の安定した発展に役立つ」とも指摘している。

人材活用に国境無し
知識に国境は無い。台湾神隆は以前米国製薬メーカーに勤め、その後ニュージーランドに定住したイギリス人をQA副支配人として招聘したことがある。台湾神隆の主要取引先は国外にある場合が多く、社内管理も西洋風だ。外国籍の人材は高給であるばかりでなく、福利面では交通費補助や住居も提供され、又、社員食堂ではビュッフェ式昼食を提供される等特に配慮されている為、台湾現地での料理は外国籍職員に好評を得ており食事面での問題は無い。黄水上氏によると、今のところ外国人従業員達の台湾での生活適応については問題無いようにみえ、勤務時間以外でも地図を手に台湾全土を旅行し、山あり川ありの台湾の景色楽しんでいるという。台湾神隆は既に多くの海外留学経験を持つ管理職がおり、また外国籍専門家からの技術習得作業も順調に軌道に乗っているので、今のところ外国籍の人材起用を拡大することはないと語っている。

人材のニーズは様々 第一条件は豊富な資金
台湾神隆は台湾製薬業界では川中から川上に位置し、化成方式により効果的な原料薬(API)を製造し、販売先の川下製剤メーカーが製薬加工する。必要な人材は主に研究開発要員である。黄水上氏は、現在台湾では製薬メーカーの多くは製剤メーカーで販売対象は薬局、医院、一般消費者等の小売市場である為、必要とされる人材は営業が主となるが、現在全産業の雇用趨勢は依然として電子産業に傾いていると語っている。また同氏によると、台湾神隆のような外国籍の優秀な人材を招聘する大型原料薬メーカーは少なく、他の同業企業のほとんどは海外留学経験を保有する台湾人を採用する傾向にある。これは医療器材、製薬、バイオテクノロジーなどの台湾バイオ関連産業の歩んだ歴史は決して浅くはないが、資金に限度があるため、これまでに大規模企業が育たなかったのではないかと推測している。

台湾国外の指導者を迎え、慎重な一歩を歩む
黄水上氏は、外国籍上級管理者の招聘は、社長と各部門の管理職が話し合って決定し、台湾職員用に用いる査定表は使っていないと言う。また、外国籍職員と台湾現地スタッフとの協力関係に関して、黄氏は外国籍技術職員がトレーニングや問題解決において、特に研究開発から生産に進む過程において現地スタッフと接触する機会がとても多く、これは双方にとって有益だと考えている。黄氏から見た外国籍職員の勤務態度は、一般的に時間を守り、会議にも決して遅刻しない等非常に真面目ではあるが、彼らとの雇用契約時には常に大変慎重に対応し詳細を確認してからサインするように決めている。
黄氏は外国籍の人材起用にはそれなりの困難もあると語る。「以前いくつかのポストに欠員があり、国際人材市場で長期間募集し、やっと米国籍の優秀な上級管理職を見つけたが、要求された給与は社長を上回る額で、大変困りました。このため、インドでも製薬関係の人材を探しましたが、これもうまくいきませんでした」この為、黄氏は外国籍の人材は待遇に対する要求が高く、台湾でどうしても得られない人材でない限り、わざわざ外国で求人する必要は無いとも感じている。
市場関係の資料から明らかなように、原料薬の世界市場規模は700億ドルに達しており、全世界の薬品市場では、シェア45%を超えるトップ米国の2005年市場価格は、約3,000億ドルにも迫り、これはシェア30%のヨーロッパ、18%の日本の市場価格を含まない数字である。台湾が原料薬市場に食い込むにはまだ長い道のりがあるが、逆にまだ大きく成長する余地があるともいえる。馬海怡氏が言ったように「製薬業も他の産業と同じく、永久に強い競争力を保持することはできない。国際マーケットにおいていかに顧客、技術、人材、情報を確保するかが勝敗の鍵となる」台湾神隆は、工場建設から研究開発製造まで海外のエリート達をうまく活用し、しっかりとしたグローバルな競争力の基礎を築いたといえる。

資料元:国際ビジネス事情隔週刊
 
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