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台 湾 の 国 際 競 争 力
1.
S&P比較評価:台湾の主権信用評価は良好
   国際信用格付け会社-スタンダード・アンド・プアーズ(Standard&Poor)は、連続三年、台湾の主権信用評価格付けはAA-であると発表し、アジアにおいてはシンガポールに次ぐものであり、台湾が政府の債務信用、政治情勢、公共債務残高および財政の安定度においてアジア各国中においてトップの地位にあることを示している。

2.
IMD比較評価:台湾の全体競争力は世界11位、アジア3位
 

 スイス・ローザンヌ管理学院(IMD)「2005年世界競争力年鑑」によれば、台湾の全体競争力は世界各国あるいは各地区において第11位に位置し、これまででもっとも良い成績である。アジア地区においては香港(第2位)とシンガポール(第3位)に次ぐ。その四大指標分析では、台湾は「企業効果」において世界第6位に位置し、「経済の状態」は2004年の第24位から2005年は第18位まで上昇し、これも過去五年間において最高の成績となっている。「政府の効率」は第19位に位置し、数年前と同様である。「基礎建設」については、第20位から第18位に上昇している。

 IMDは、台湾は「企業効率」において最も競争力を備えており、その主要原因は台湾の金融環境が改善され、労働力品質が高く、弾性に富み、グローバルな市場に積極的に対応している事としている。このほか、台湾は製品の輸出比率と市場適応能力について世界第2位に位置している。インターネットコスト、国家備蓄物および中等教育では世界第3位であり、台湾がビジネスのアクティビティ、企業精神およびハイテクノロジーの発展などの方面において等しく競争における良好な優勢を保持していることを示している。

 
2001~2005年台湾世界競争力ランキング(IMD)
 
項 目 2001 2002 2003 2004 2005
総合ランク 16
20
17
12 11
一、経済の状態 26 38 33 24 18
二、政府効率 17 24 20 18 19
三、企業効率 9 16 11 7 6
四、基礎建設 20 20 23 20 18
 
注:
IMD「世界競争力」ランキングは四つの大分類、20の分項目と321の細目指標を総合計算した各国の世界競争力ランキングである。
資料出所:IMD, The World Competitiveness Yearbook, 2001~2005。

3.
WEF比較評価:台湾の成長競争力世界第5位、アジア第1位
   スイス世界経済フォーラム(WEF)の最新の「2005~2006年世界競争力年鑑」中において、台湾は将来の中長期的経済成長の将来的成長競争力(GCI)は世界の上位に位置し、世界第5位であり、アジアで最も将来性に期待の持たれている経済体でもある。WEFは、台湾は科学技術領域における素晴らしい状況が台湾の成長競争力のランキングを持続させている主要原因だと指摘している。マクロ経済環境項目においては、台湾は2005年WEFの比較評価得点において事実上2004年より高得点であるが、アイスランド、チリ、オーストラリア、カナダ、スウェーデンなどを含む国々の2005年の得点がより多かったため、台湾は2005年の当該項目において17位まで落ちてしまったのであり、大体過去数年の順位と同様であることから、この項目での競争の激烈さがうかがえる。そして企業経営能力を反映する企業競争力指数(BCI)において、台湾の順位は第14位に急上昇し、優秀さを見せている。
 
2004~2006年台湾の世界競争力ランキング(WEF)
 
2004~2005 2005~2006
企業競争力(BCI)
17 14
 企業の運営と策略
12 13
  国家のビジネス環境のクオリティー
20 15
成長競争力(GCI)
4 5
  技術
2 3
  公共制度
27 26
  マクロ経済環境
9 17
 
資料出所:WEF, Global Competitiveness Report, 2004、2005。

4.
EIU比較評価:台湾のビジネス環境は「非常に良好」
   イギリスのエコノミストのシンクタンク(EconomistInformationUnit,略称 EIU)が発表した最新の、将来五年間(2005-2009年)の国家あるいは地区のビジネス環境予測の中で、台湾のビジネス環境の比較評価は第1レベルの「非常に良好」であり、世界ランクは第19位であり、アジアにおいては第3位の高い位置にあり、シンガポール(第3位)と香港(第6位)に次いでいる。これは、台湾の投資環境が安定的で、質の高いビジネス環境が強く肯定されていることを示している。EIUは、経済のファンダメンタルズが強いことから、政府は経済自由化および民営化政策を継続して推進すべきであり、また高付加価値産業の発展を支援し、産業構造の更なる健全化などを行うべきであると指摘している。EIUは同時に、台湾の労働力の質と労働生産力は将来さらに上昇するであろうと予測している。
 
2005~2009年台湾ビジネス環境展望(EIU)
 
評価得点(点) 世界ランク アジアランク
ビジネス環境展望
8.1 19 3
1.政治環境 7.1 23 3
2.マクロ環境 9.7 7 3
3.市場機会 7.0 16 4
4.民間企業及び競争政策 8.0 18 3
5.海外資本政策 8.3 20 3
6.海外貿易と外貨の管理制限 8.9 10 3
7.租税政策 8.0 8 3
8.金融政策 8.9 20 3
9.労働市場 7.2 7 3
10.基礎施設 8.0 18 3
 
注: 評価得点の範囲は1点から10点とし、得点が高ければ高いほど、評価が高いことを示す。
資料出所:EIU, country forecast-Taiwan, 2005.10。

5.
BERI比較評価:台湾の投資環境は世界第5位、アジア第3位にランク
   スイスのビジネス環境リスク評価会社(BERI)の2005年8月に発表した最新の「投資環境リスク評価レポート」中において、台湾の投資環境比較評価の成績は依然優れており、スイス、シンガポール、オランダ、日本などに次ぎ、ノルウェーと並んで世界第5位に位置し、アジアで第3位となっている。この中の「運営リスク」、「為替リスク」の両項目の指標について、等しく世界第3位に位置している。「労働力」の比較評価については、ベルギー、米国と並ぶ世界第3位である。BERIはこの比較評価中、継続して台湾を、低リスク、投資を行うのに適した国家とする、最高の1A等級に列している。またBERIは台湾を、運営リスクの少ない、もっとも自由な経済国家群の世界上位30カ国として挙げている。政治リスクについては、主に中国の脅威によるものであるが、BERIは台湾と中国の対話の展開に伴い、将来10年間において、台湾の政治状況は年を追って好転すると予測している。この他、経済活動の下降現象について、BERIは台湾政府はすでに各種の景気振興措置を採っていると認識し、これによって台湾の経済活動は穏健な成長を続けるものと予測している。BERIは同時に、2006年の台湾の投資環境比較評価は世界第4位になると予想しており、2010年に至るまで、台湾の投資環境は持続して進歩するとしている。
 
2003~2005年台湾投資環境リスク及び労働力ランキング(BERI)
 
2003 2004 2005
投資環境リスク(アジアランク)
4(2)
5(3) 5(3)
 運営リスク
4 3 3(2)
 政治リスク 12 12 15(3)
 為替リスク 3 3 3(2)
労働力状態(アジアランク) 3(2) 3(2) 3(2)
 
資料出所: BERI、「投資環境リスク評価報告(IERM)」、「労働力状態評価報告(LFEM)」、2003/8;2004.4;2005/8。

6.
ITU比較評価:台湾のデジタルオポチュニティ指数は世界第7位
 

 国際電気通信連合(ITU)が発表した最新の世界情報通信テクノロジー(InformationandTelecommunicationTechnology;略称ICT)ランキングで、2002年台湾のデジタル化指数(DAI)は世界第9位であり、2003年、台湾の携帯電話普及率は111%に達し、世界一となった。有線電話の普及度は170%に達し、世界第2位であり、2005年、台湾のデジタルオポチュニティ指標(DOI)は、世界第7位である。この他、台湾ネットワーク情報センター(TWNIC)の調査によれば、2004年、台湾の家庭からのインターネットへのアクセス普及率は69%に達し、その中の70%の家庭はすでにブロードバンドでインターネットに接続している。台湾のブロードバンド人口普及率及び、インターネット浸透率はすでに世界第4位に位置し、デジタル環境の成長速度は世界第2位である。同時に台湾はすでに約13%のインターネット人口が無線によるネットへのアクセスを行い、その比率は継続して増加中である。

 このほか、インターネットの量的評価機構NetValueの調査によると、2003年、台湾のネットユーザーが使用した電子メール(e-mail)の比率は77%にも達し、アジアでトップである。2005年、イギリスBBCニュースも、台湾人が毎週コンピュータあるいはインターネットを使用する時間の平均は12時間にも達し、世界一である。台湾交通部電信総局が運用するITUの「電気通信統計データベース」、WEFの「世界競争力」比較評価及びOECDが発表した電気通信関連統計資料が行った交差分析データが示すところによると、台湾の電気通信競争力は総合して世界第6位に位置している。また、「政府のICT政策の重視レベル」から「政府のICT政策推進成功レベル」などの指標項目において、我が国は世界第2位と第3位に位置しており、台湾がICT政策の推進に対し、これを大変重視し、且つ大変力を入れていることが明らかである。将来、政府は継続して電気通信の自由化政策を推進し、また継続して「デジタル台湾」計画を積極的に実施し、台湾電気通信産業構造の健全化をさらに進め、電気通信事業の成長を有効的にリードし、台湾をアジアでもっとも電子化された、ハイテクノロジーサービスの島を作り上げるものである。

   

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